過去ログ - モバP「事務所でみんなの交換日記」
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518: ◆VVUrtNVNRY
2013/10/29(火) 22:47:55.13 ID:hh4v2Ngho
裕美「私がヘマをする度に何時間も付き合ってくれたっけ。ふふ、懐かしいな」
P「そのかいあって楽しくやれてるんだ、無駄にならなくて俺も良かったよ」ハハ
裕美「それを皆にも同じようにやってるんだよね……凄いな」
P「別にすごくなんかない……っていうと怒られそうだな。じゃあ、当たり前の事をしただけさ」
裕美「ぷっ、キザっぽいね。似合わない」
P「うるせー」ポン
裕美「わっ。…あはは。照れてる」
P「まさかからかわれるまでになるとはな……まあいいや、ついでに仕事の話をするがいいか?」
裕美「仕事? うん、大丈夫だよ」
P「そうか。じゃあこれを見てくれ」パサッ
裕美「これは……少女向けのファッション雑誌だね」
P「ああ。今度、特集で莉嘉をモデルに裕美、お前が全体をコーディネートすることになった」
裕美「……へ? 全部?」
P「莉嘉のお願いでな。ある程度雑誌側の規定を守りつつ、裕美のセンスを莉嘉に着せてやってほしいんだ。できるか?」
裕美「でも、私にできるのはアクセサリーだけで、服装なんて……」
P「…そろそろもう一度歩き出す頃合いだと思うぞ」
裕美「え?」
P「出来ないと思っていたそれも、いつしか出来るようになって世界が広がったんだ。時間がかかってもいい、一歩進めば、今やっていることも、もっと素晴らしくなるはずだ」
裕美「アクセサリーから、全部に……か。できるかな」
P「出来るさ。出来ないことなんてない。裕美なら知ってるだろ?」
裕美「……うん、そうだね。やってみる」
P「よし、ならそれで行こう。頑張れよ」
裕美「もちろん。莉嘉ちゃんのお願いもあるしね」
P「はは、莉嘉も大分裕美の事を好いてくれてるみたいだぞ」
裕美「ふふ、失敗できないね……あ、そうだ」
P「ん、どうした?」
裕美「この前三人で出かけたって聞いたけど、具体的にどんなことをしたの?」
P「……いや、普通に出かけて」
裕美「具体的に、だよ」
P「う……言わないと駄目か?」タジ
裕美「そこまで言われると逆に何が合ったのか気になるけど…ただ莉嘉ちゃんの好みを知りたんだ」
P「それなら、今度一緒に出かければいいんじゃないか?」
裕美「それもそうだけど、やっぱり莉嘉ちゃんが輝くのは、好きな人と一緒に居る時だから…なんて。言いすぎかな」
P「ああ、なるほど。莉嘉は姉ちゃんにべったりだからな、はは」
裕美「あ、うん…そうだね」
P「そうだな、確か最初にデパートに行った時だったかな――」
ペラペラ…
裕美(…センスを磨かないと駄目なのは、Pさんの方かも)
[おわり]
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