7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/03(土) 20:32:24.50 ID:qG4JwRnXo
「もうすぐお仕事だから。ちょっと」
なんてごまかして笑う
何言ってるんだろう。バカだなぁなんていう笑みは
「アイドルが仕事を面倒くさがるなよなぁ」
プロデューサーさんの笑みを引き出した
『早く、早くお店に入らなきゃ!』
またも響いた誰かの声
でも、聞こえない
『早く、早く!』
立ち止まったままの私たちには聞こえない
「じゃぁプロデューサーさん、お店に――」
「うわぁぁぁぁぁぁああああ!!!」
私の声をかき消して、誰かの叫びが足音とともに迫ってきて。
プロデューサーさんが視界から消え、追う私の瞳には。
血を流すプロデューサーさんと、それを滴らせるナイフを持った男性が映って
「ぃ……ぃやぁぁぁああああぁぁぁぁぁぁ!!!」
私の悲鳴が上がる
駆けつけた人たちによって男は押さえ込まれて
泣き崩れる私を誰かが支えてくれて……
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