過去ログ - [オリジナル]「好きなんて、言わなくたって」 
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31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/12(月) 01:00:25.90 ID:MBEhXeX00

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しかし、それは突然だった。


散歩からもどり、彼女とのささやかな夕食を過ごした直後だった。


彼女が風呂に入っていた時だ、私の携帯が鳴いた。


社長からだった。


「急用だ、悪いが明日戻ってきてくれ」


社長の口から衝いて出てきた言葉。


それは休日が終わってしまうこと、そして......


彼女をまた一人にさせてしまうことを、理解させた。


「......分かりました、では明日の午後にそちらへ」

「うむ、まってるよ」

「はい、では」


そして私は社長との会話を機械的にこなし、電話を切った、


その実、受け入れるしかなかった。というわけだが......。


私は彼女のいる風呂場へと目を向けた。


耳をすますと、彼女の歌っているような声が耳へと届いた。


私は彼女にこの話をどう切り出したものかと考えるが
これといった名案も思いつかないまま
彼女が風呂から戻ってきた。


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