過去ログ - [オリジナル]「好きなんて、言わなくたって」 
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35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/12(月) 01:45:52.12 ID:MBEhXeX00

私は彼女にすべて話した。


話し終えると、彼女の顔は
嘘勢をはる小さな子供のように見えた。

私にはそう見えた。

ーーーーーー

「ねぇ......都会ってどんなところ?」

「森や木がない、あとうるさいな」

「どんなふうに?」

「車や電車の音、あと人の声、それがずっと」

「ふふ、頭が痛くなりそう」

「笑い事じゃあないんだがなぁ......」


私達は一つの布団に身を寄せあい、互いに顔を見合わせながら
そんな他愛ない会話をしていた。


そしてそんな私達を、窓から差し込む淡い月明かりが
照らしていた。


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