過去ログ - 照「咲が私をオカズにしてた・・・」
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10: ◆OdfYj4TIEc[sage]
2013/08/03(土) 23:43:09.34 ID:vPT+pcECo
「・・・」
(しまった、あんなに乱暴に払うことはなかったか?)
うつむいてしまった咲を見て、私は必死に言い訳を考えるが茹だった頭では何も考え出せない。
「あ、その・・・」
口を開けても意味のない言葉しか出てこなくて、どうすることも出来なかった。
(咲を悲しませてしまった・・・)
嫌われるのならば望むところなのに、足元の床が抜けてしまったかのような絶望感が私を襲う。
「お姉ちゃん、怪我してるよ!」
しかし顔を上げた咲が口にした言葉は、私が想像していたものとは違った。
「怪我?」
「ほらそこ、右腕!」
咲が指差したのは右腕の、先ほどまで抓っていた箇所だった。
赤く腫れあがったそこからはわずかに血が流れ出している。引き千切れはしなかったが、爪が食い込んで抉れてしまったらしい。
「気にするな痛くない」
指で血を拭い、何でもないと腕を振って見せる私。
「駄目だよ! 痕残ったりしたらどうするの!」
それでも咲は納得せずに私の腕を掴んで止めた。
放り出されたシャワーがけたたましい音を立てて床を転がる。
「さ、咲?」
傷口を見つめる咲に嫌な予感がして私はもう一度咲の腕を払おうとしたが、
「ひゃ・・・!」
咲に傷口を舐められて力が抜けてしまった。
「咲、やめっ・・・んあ・・・!」
抵抗しようとするも力の抜けた体では、それほど強い力を込めているわけでもない咲でさえも振り払うことが出来ない。
「はぁっ・・・! んぅ・・・!」
咲の舌が傷口を這うたびに微かな痛みが快感となって右腕から全身を駆け巡り、喉の奥から嬌声が響く。
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