過去ログ - 照「咲が私をオカズにしてた・・・」
↓ 1- 覧 板 20
57: ◆OdfYj4TIEc[saga]
2013/08/07(水) 23:42:46.46 ID:6MvaYOfxo
咲の寝巻きはもうお腹まで捲くれられていた。白く美しいその肌はシャワーをする時に見たものと同じ。
「お姉ちゃん、私嬉しいよ・・・」
喜びと恥ずかしさに頬を赤らめた咲が私に囁く。
「う、うわぁぁーーーー!」
そのなだらかな胸が服の下から晒されそうになる寸前、喉が裂けんばかりの私の絶叫が白い部屋に木霊した。
「はぁっ!?」
気がつけば私は暗い私の部屋のベッドから起き上がっていた。
周囲を確認してみるとそこはどこからどう見ても私の部屋で咲の姿も少女の声もなく、聞こえるのは私の荒い息だけだった。
「・・・夢?」
私は大きく息を吐いて額から流れる冷や汗を腕で拭った。けれどその腕も汗でびしょ濡れだった。
服も下着まで汗で濡れていて、右腕の傷に当てたガーゼを止めるテープはふやけてしまっている。
「着替えてガーゼ張り直そう」
私はこれも汗に濡れて冷たいベッドから降りてパジャマを脱ぎ捨てる。ただでさえ外では雪が降っているほどの寒さなのに、汗で濡れている体では余計に寒かった。
そんな寒さの中でも私の喉は焼けるように熱く、渇いていた。
「水も飲もう・・・」
クローゼットからタオルを取り出し体を拭きながら私は呟いた。
その渇きを感じているのは本当に水分を欲しているからなのかわからなかったけれど。
85Res/82.76 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。