過去ログ - 豪雨のせいで雪ノ下と二晩共にした。
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129:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/11(日) 02:18:20.26 ID:+VAn+xnM0
-高校卒業から12年後、とある休日-
ピンポーン
チャイムが鳴る。

八幡「鍵空いてるから、入ってくれー。」

結衣「やっはろー!」

雪乃「こんにちは。由比ヶ浜さん。」

小町「結衣さんやっはろーです!」

彩加「あ、由比ヶ浜さん。やっはろー。」

結衣「あれ、子供たちは?」
由比ヶ浜が周囲を見渡す。

八幡「ああ、今日はうちの親に預けてある。小町のとこのもな。」

小町「ええ!今日はOK出たので!」

結衣「そっかー。久々に会いたかったけど仕方ないかー。」

今日は久々にみんなで集まっていた。
大学生の頃はそれなりの頻度で集まってはいたが、社会人になるとなかなか時間がとれなくなっていた。
特に子供ができてから。
しかしそれぞれ会うことはあっても1年に1回は必ず全員で、集まることにしている。
子供を預けることができる時は子供抜きで俺達だけで集まる。
平塚先生も一応呼んでいるが、仕事が忙しかったり、やさぐれているのか
「そんな幸せオーラ全開のところに行けるか!」と断れてしまうことがほとんどだ。
まあ、しょうがないか。俺達結婚早かったし。一人独身だけど。

八幡「で、由比ヶ浜。お前いつ結婚すんの?」

結衣「るっさい!まだ私に合った人が現れないだけだもん!」

雪乃「いったい、いつ現れるのかしらね・・・。そう言ってもう何年経ったかしら・・・。」

結衣「ゆ、ゆきのんまでー!?」

彩加「はは。でも由比ヶ浜さんならきっといい人が見つかるよ!」

小町「そうですよー?いつ現れるかわからないですから油断しちゃだめですよ!」

結衣「う・・・うん!頑張る!」

こうやって過ごしていると、俺の青春ラブコメも間違っていなかったんじゃないかと感じてしまう。
そしてこの幸せが・・・永遠に続けば良いと思う俺がいる。
奉仕部に入った時の俺とはまるで別人だ。相変わらず目は腐っているが・・・。
いや、でもやはり・・・

雪乃「八幡、何ぼーっとしているの?」

結衣「そうだよヒッキー!どうしたの?」

彩加「どうしたの八幡?具合悪い?」

小町「まあ、お兄ちゃんがぼーっとしてるのはいつものことですから!」

八幡「ああ、なんでもない。ちょっとトイレ行ってくるわ。」



やはり俺の青春ラブコメは―


―豪雨のせいで雪ノ下と二晩共にした。 完―



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