過去ログ - 惑う命に添う真
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7: ◆Vx6WcR.FoM[sage]
2013/08/04(日) 22:46:49.27 ID:ANKN+Jna0



プシュー。
府抜けた音が鳴り、物を運んでくれる機械の塊についた扉が開く。
自動とは良いものだ。己以外の万物に労力を消費させない。

脚は意思に反して動き出す。習慣とは恐ろしいものだ。
勝手に、それこそ機械のように、隙間を越えて乗り移る。



ガタンゴトン。

「相変わらず活力の無い顔だな」

隣に座る知人が言う。さすがに声は抑えている。
ついでに会話を促すのも抑えてはくれないだろうか。

「ほっとけ。何を言おうが俺の心情は変わらないからな」

「自分でそれを言うって、お前なぁ・・・。ま、知ってたが」

なら聞かないでくれ。


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