過去ログ - 文月ちゃんの呉鎮守府日誌
1- 20
171: ◆1BrjSSUSHI[saga]
2013/09/05(木) 23:04:37.89 ID:Sq2WQrRr0
その時が近づいているのが分かる

   嫌・・・嫌よ

   私の事はいい
以下略



172: ◆1BrjSSUSHI[saga]
2013/09/05(木) 23:08:42.61 ID:Sq2WQrRr0
次に被弾したのは蒼龍だった
またたく間に甲板が炎に包まれた

艦娘の蒼龍が焼かれてる様に感じて、私はきつく目を閉じた
もう自分の痛みなんか関係ない
以下略



173: ◆1BrjSSUSHI[saga]
2013/09/05(木) 23:15:06.33 ID:Sq2WQrRr0
もう一方で、私は分かっていた
目を開けずにいられない事を

もしかしたら、今回の夢では違う結末が待っているかもしれない
私の望みが叶うかもしれない
以下略



174: ◆1BrjSSUSHI[saga]
2013/09/05(木) 23:19:30.46 ID:Sq2WQrRr0
そこからの時間は、何故かゆっくり進んでる様に思えた
敵機の爆弾が赤城さんの甲板に吸い込まれて行く
爆発
そして誘爆
第二次攻撃隊として準備していた機体が燃え上がる
以下略



175: ◆1BrjSSUSHI[saga]
2013/09/05(木) 23:22:32.74 ID:Sq2WQrRr0
何故か意識だけが、その海域を漂っていた
燃えている赤城さんと蒼龍が見える

何故だろう
どうして私は、この光景を見なければいけないのだろう
以下略



176: ◆1BrjSSUSHI[saga]
2013/09/05(木) 23:28:07.94 ID:Sq2WQrRr0
次には
次には赤城さんが沈む
沈んでしまう

あの声が聞こえて来る
以下略



177: ◆1BrjSSUSHI[saga]
2013/09/05(木) 23:31:09.57 ID:Sq2WQrRr0
そこでいつも私は目を覚ます
全身に汗をかいて

泣いている時も多い
今回も、泣いてしまったようだ
以下略



178: ◆1BrjSSUSHI[saga]
2013/09/05(木) 23:35:39.03 ID:Sq2WQrRr0
この時に私は再確認する
この世に艦娘として生まれて来た意味を

私はこの人を守る為に生まれて来た
みんなを守る為に生まれて来た
以下略



179: ◆1BrjSSUSHI[saga]
2013/09/05(木) 23:40:22.69 ID:Sq2WQrRr0
あの人には恋人が居る
私とは正反対で可愛らしい、重巡洋艦の艦娘だ

時々、彼女が羨ましくなる
私はああはなれない
以下略



180: ◆1BrjSSUSHI[saga]
2013/09/05(木) 23:46:50.02 ID:Sq2WQrRr0
今日もあの人と艦娘達が楽しそうにじゃれ合っている
意外に思われるかもしれないが
私は、その光景が嫌いじゃない

何故ならそれは、平和だという事だから
以下略



695Res/336.76 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice