232: ◆1BrjSSUSHI[saga]
2013/09/13(金) 23:22:59.28 ID:Fx7UbxfI0
提督「それはツンデレ枠の仕事だろう!お前は正統派ヒロイン枠じゃないか!」
吹雪「つ・・・つん?」
提督「俺はこれまで、アニメだろうがゲームだろうがなあ」
233:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/14(土) 00:33:48.87 ID:8/PGMZwFo
吹雪だいすき
みんな好き
でも吹雪は大好き
234: ◆1BrjSSUSHI[saga]
2013/09/14(土) 06:11:09.25 ID:uMwmu4850
【番外編】山城物語
*・゜゚・*:.。..。.:*・゜・*:.。. .。.:*・゜゚・*・゜゚・*:.。..。.:*・゜・*:.。. .。.:*・゜゚・*
235: ◆1BrjSSUSHI[saga]
2013/09/14(土) 06:26:34.73 ID:uMwmu4850
山城「はぁ、また入渠ですか」
その頃のわたしは、入渠と試験航海を繰り返す日々を送っていた
不具合を潰しては、またまた他の不具合が出てくる
工廠の人からは、設計上の問題で仕方ないと苦笑される始末
236: ◆1BrjSSUSHI[saga]
2013/09/14(土) 06:34:42.67 ID:uMwmu4850
入渠生活での唯一の楽しみは、扶桑姉様が見舞いに来てくれる事だ
今日も顔を見せてくれた
わたしの心をとろけさせる、柔らかなその笑顔を伴って
山城「扶桑姉様ぁ♡」
237: ◆1BrjSSUSHI[saga]
2013/09/14(土) 06:36:58.18 ID:uMwmu4850
238: ◆1BrjSSUSHI[saga]
2013/09/14(土) 06:42:43.00 ID:uMwmu4850
長い入渠を終えた、ある雨の日
姉様との訓練中の事だった
扶桑「どうしたの、山城?」
239: ◆1BrjSSUSHI[saga]
2013/09/14(土) 06:50:06.13 ID:uMwmu4850
扶桑「じゃああなたは雨で艦載機が発艦出来ない時、黙って見ているというのですか?」
山城「そんなの詭弁です!」
山城「気象予報がこれだけ発達し、電探も日々性能を上げている!」
240: ◆1BrjSSUSHI[saga]
2013/09/14(土) 06:57:06.22 ID:uMwmu4850
山城「・・・姉様?」
わたしは姉様を見て、息を飲んだ
雨の中でも分かった
241: ◆1BrjSSUSHI[saga]
2013/09/14(土) 07:01:51.38 ID:uMwmu4850
わたしは雨の中を呆然と立っていた
わたしは馬鹿だった
自分一人が悩んでいると思い込んでいた
242: ◆1BrjSSUSHI[saga]
2013/09/14(土) 07:05:04.46 ID:uMwmu4850
わたしは声にならない声を上げて姉様に駆け寄り
しっかりと抱き締めた
姉様もきつく抱き締め返してくれた
695Res/336.76 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。