13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/07(水) 16:58:12.36 ID:Ruut6w0+o
小鳥「書類整理してるとアイドルの名前を沢山見ることになるじゃないですか。書類作成する時も、名前に誤字がないかチェックするじゃないですか」
P「しますね」
小鳥「そうすると段々、『この子の名前、こんな字だったっけ? あら? そもそもちゃんと名前呼べるかしら?』ってなりますよね? ね?」
P「あー……ゲシュタルト崩壊ですか。俺も覚えがあります」
小鳥「良かった、私だけじゃないんですね! 一度深く考え出すともう正解が分からなくって……」
P「意識しちゃうとダメなんですよね、ふわっと見ないとどんどん迷っちゃって」
小鳥「そうなんです、その内あの子たちの顔も思い出せなくなっ……プロデューサーさん、今日はなんだか優しくないですか?」
P「え、どうしたんですか急に。俺はいつもこんなですよ、小鳥さんこそなんだか疑心暗鬼になってません?」
小鳥「そんなこと……あの、貴方はプロデューサーさん、で良いんですよね? アイドルを、売り出して行く、仕事をする人、で」
P「ちょっと、やめてくださいよ。改めて聞かれると自信が……」
小鳥「なんで声、震えてるんですか? あれ? いつもそんな声でしたっけ……ううん、違います、よね? 違うはず……」
P「あの、音無さん? 大丈夫ですか?」
小鳥「ほら! ほら、やっぱりいつもより優しい! 変ですよ、大体、大体そんなメガネしてませんでしたよね!?」
P「いえ、ここ数年はずっとこれで……」
小鳥「それに、髪はもうちょっと長かった気がするし、鼻もそんな感じじゃ……ううん、男の人じゃなかった! 貴方、誰なんですか!?」
おわり
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