過去ログ - ゲンドウ「久しぶりだな、シンジ」【2スレ目】
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200:名無しのアスカ好き ◆tHwkIlYXTE[saga]
2013/10/28(月) 01:16:43.85 ID:npZiVAR50
シンジ「………………」

レイ「………………」


しばらく無言のままの二人……

やがてシンジが口を開く


シンジ「……それで、綾波。どうして僕をエヴァに乗せたがらないの?」

レイ「………………」


答えないレイ…………

しかし、だいぶ間があってポツリと呟く


レイ「……エヴァに乗ったって……いい事なんか一つもないから」

シンジ「…………うん……そうだと思う」


レイ「………………」

シンジ「………………」


レイ「碇君には……私の様になってほしくないから……」

シンジ「……?」


レイ「………………」

シンジ「………………」


レイ「私にはもう、感情とかほとんど残ってないの……」

シンジ「?」

レイ「……ここにいて……全部、壊されてしまったから」

シンジ「……綾波?」

レイ「もう、涙を流しても悲しくないの……。何か面白い事があったとしても笑えないの……」

シンジ「………………」

レイ「涙自体、もう流れないの……。夢を見てる時に流す事はあっても、悲しくはない。笑顔はもう作り方がよくわからない。……悲しい事も面白い事も、もう何一つないの……。私にはもう、これ以上何もないの……」

シンジ「……そんな」

レイ「私はもう……泣く事も笑う事も出来ないの…………」

シンジ「そんな……!」


レイ「…………碇君、時間よ。もう行くわ」スクッ

シンジ「綾波……!」

レイ「碇君、あなたは何もしないで。使徒は私が一人で倒すから」クルッ……

レイ「…さよなら」


シンジ「…………綾波」


去っていくレイを呆然と見つめるシンジ…………


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