過去ログ - ゲンドウ「久しぶりだな、シンジ」【2スレ目】
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名無しのアスカ好き
◆tHwkIlYXTE
[saga]
2013/08/15(木) 07:45:47.41 ID:nINiDRqS0
曽根「ただ、実際問題として、エネルギー、つまり電力か。これを押さえるのは難しいだろうな。あれだけの巨大な組織が、生命線となる電力に関して、何も備えてないとは考えられない」
木田「少なくとも、組織が機能する最低限の発電装備ぐらいは自前で持っているだろうからな。あそこは軍隊に限りなく近い。補給に関しては隙がないはずだ」
曽根「だから、現実的には、発進する前に機体とパイロットを押さえる方向で戦自は考えているだろう。それに、こっちの方が遥かに簡単だ」
木田「乱暴な方法だが、パイロットを拐った後で襲撃すればいい」
シンジ「!?」
曽根「……君は結構危険な立場にいるってのが理解出来たかい? まあ、まだ計画段階だし、そもそも実際に実行に移すかすらも曖昧な事だから、当面、危険はないはずだけどな」
木田「だからこそ、それを逆手にも取れる」
シンジ「……あの、どういう事です?」
曽根「君、自ら、こっち……戦自というよりは日本政府かな。そちら側につけばいいって事さ」
木田「幸い、うちの隊長は統合作戦本部のお偉方と個人的な繋がりがあるからな。隊長も君の事は気にしていたようだし、話はつけてくれるだろう」
曽根「これまでの話をすれば、戦自を通じて防衛省へと話がいき、そして防衛省の官僚が話し合って、恐らく防衛大臣を通じて、君がまたエヴァのパイロットになれるよう政府に働きかけてくれるだろう。その可能性は高い」
木田「俗に言う口利きというやつだな。独立組織とはいえ、ネルフも防衛省ーー端的に言えば日本政府の意向を完全に無視するのは都合が悪い。重要事項ならともかく、君をもう一度パイロットに再登録するぐらいなら多分問題ないだろう」
シンジ「…………でも、それって……僕がエヴァを使って、ネルフを制圧するって事に……」
曽根「まあ、それは最悪のケースだよ。その可能性はかなり低い。戦自としてはエヴァを無力化するだけで十分だからな」
木田「逆に、その時は君に出撃させないようにするのではないかと思う。君がもしも裏切ってネルフ側についたら、戦況が逆転してしまうからな」
シンジ「…………」
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