16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/07(水) 06:36:32.53 ID:7EAEzC5fo
「はぁっはぁっはぁっ……」
鍵は締めた、チェーンもつけた
「へ、えへへ……」
大丈夫、だってチェーンを付けてあるんだから
「お帰り〜――ってどうしたの!? 傘持たせたわよね?」
「う、うん……どこかで擦ったんか穴空いちゃってて」
適当のごまかして、私はお風呂に入ることにした
……おかしいな
なんでだろう。
どうしてだろう?
ううん、雨で濡れたらお風呂に入るのが当たり前のことだってわかってる
でも、私は伊織の物語を不幸なことに順調に進んでしまっている
髪を洗って、体を洗って、湯船に浸かっていると、
ガチャっとどこかの扉が開く
お母さんだろう。お母さんだよ。お母さんだよね……?
不安だけが募る
お風呂を出ると、キッチンからお母さんの鼻歌が聞こえてきた
58Res/28.91 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。