37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/09(金) 14:25:59.15 ID:+NiRNFCMo
もうすぐ駅に着くといったところで、
春香は小さく笑った
「今日はありがとうございました」
「いや、ありがとうは俺が言うべきだよ。頑張ってくれたんだから」
「えへへ、そうですか?」
腹立たしく思う。
自分じゃない誰かが成った天海春香が
プロデューサーさんに褒められているということが
笑顔にさせているということが。
でも、それらを覆して、プロデューサーさんは困った表情をして。
ため息をついて、真剣な表情で春香を見つめた
「春香、一つ……大切な話があるんだ」
「え……?」
月明かりに照らされた車内で、春香とプロデューサーが見つめ合う
その状況下でも、私には呪うことすらできない
嫌だ。だめ。そんなの嫌
思うことしかできない。邪魔することなんてできない
「春香――」
そして、プロデューサーさんは口を開いた
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