158:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/22(木) 23:24:14.21 ID:FOBDibKCo
兄『俺も目が覚めたよ。妹が俺のことをどう思うかなんてどうでもいいや。むしろ妹をそ
こまで追い詰めて悩ませていることが問題なんだな』
妹友『よくわかりませんが』
兄『こんなところを両親に気がつかれたら申し訳ないぜ。同じ妹ラブ同盟の同志として』
妹友『はあ』
妹「こんなところで何してるの」
兄「いや。ちょうど今ここに着いたところだ」
妹「そうなの?」
兄「そうなのって何で」
妹「人の気配がしたからリビングでモニター見てたんだけど」
兄「・・・・・・いや」
妹「何で十分も玄関の前でじっと立ってたの?」
兄「大した意味はない。気にするな」
妹「でもお兄ちゃんが久し振りに家に帰ってきてくれて嬉しい」
兄「・・・・・・泣くなよ」
妹「いいの。家に入ろ」
兄(え。何これ)
妹「夕ご飯先に食べる? それともお風呂入ってからにしたい?」
兄(幼い頃はいざ知らず物心ついてから初めて妹と手をつないでしまった)
妹「さわらの西京漬け焼いたよ。オムライスの次に好きなんでしょ」
兄(俺の手汗ばんでないかな)
妹「お兄ちゃん?」
兄(恋人つなぎはさすがにしてくれないか・・・・・・って当たり前だろ俺。何考えてるんだ)
妹「お兄ちゃんてば」
兄「ああ」
妹「お風呂どうすんの」
兄「うん、入る」
妹「着替えあるの? 下着とか」
兄「持ってきてないよ」
妹「泊まるのに寝間着も持って来なかったの」
兄「ああ(そういや俺、今日ここに泊まるのか)」
妹「お兄ちゃんの部屋から適当に持ってくるからお風呂入ってて」
兄「自分で探すからいいよ」
妹「駄目だよ。夕ご飯遅くなっちゃうじゃん」
兄「うん・・・・・・」
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