243:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/31(土) 22:28:09.52 ID:nNnnEvtto
<紐の千切れた風船みたいに>
兄「さっき荷造りしたばかりなのにもうほどくのか」
妹「しかたないじゃん。しないと生活できないよ」
兄「とりあえず今日はもうやめようぜ。明日も学校だし」
妹「だめだって。面倒くさくなっちゃうから今やっておいた方がいいって」
兄「今日は疲れたしなあ。明日も講義だし、片付けは週末に絶対やるからさ」
妹「だってこれじゃあ寝る場所もないじゃん」
兄「・・・・・・」
妹「・・・・・・お兄ちゃん。まさか、狙ってたんじゃ」
兄「違うって。俺はリビングのソファで寝るから」
妹「エッチ」
兄「おまえなあ」
妹「まあ、いいか。部屋が片付くまではあたしのベッドで一緒に寝る?」
兄「いいのか」
妹「もともとそれ狙いだったくせに」
兄「本当に違うって」
妹「・・・・・・絶対に変なことしないでよね」
兄「しないよ。今まで一緒に寝たときだっておとなしくしてただろうが」
妹「あたしに欲情したくせに」
兄「あれは」
妹「あたしの胸が当たって興奮しちゃったくせに」
兄「いや。あの程度の胸なら本当は大丈夫なんだ」
妹「死ね」
兄「・・・・・・俺が姫が嫌がることをするわけないだろ」
妹「うん。そこだけは信用してるよ。お兄ちゃんはあたしが嫌がることだけは絶対にしな
いもんね」
兄「うん。常々そうありたいと精進している」
妹「何でそんなに必死なのよ? そんなにあたしと一緒に寝たいの」
兄「えーと」
妹「まあいいか」
兄「何が」
妹「お兄ちゃんのケアはあたしがするって大見得切っちゃったしね」
兄「ああ、兄友との話ね」
妹「だから一緒に寝てあげる」
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