307:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/04(水) 22:38:55.82 ID:/9dp3f/Oo
女「何かひどく話が変だった。あたしは兄と距離を置いたのだけど、それが何で兄友とあ
たしが兄を傷つけたことになっているのかわからなかった」
女「それでも妹ちゃんが兄のケアは自分がするから、兄友とあたしには二度と兄に話しか
けないでくださいと言った言葉だけは本当はよく理解できたの。理解することを拒否して
ただけで。妹ちゃんの気持はやっぱりそうだったんだって」
女「そしてあたしが兄を取り返しのつかないほど傷つけてしまったことも」
女「それからは兄友にも不信感を覚えて距離置いた。いつもは女友ちゃんとだけ一緒にい
るようにした。彼女にだけはあたしは本音が言えた。入学して知り合ったばかりだけど親
友だと思っていたから」
女友『何? 何でいきなり泣き出すの?
女『・・・・・・死んじゃいたい』
女友『いきなりどうしたのよ』
女『大好きだったのに。彼のこと昔から大好きだったのに』
女友『・・・・・・失恋でもした?』
女『うん。大好きだった彼氏と別れた。悲しくて寂しくて死にたい』
女友『そうか』
女『何でこうなっちゃったんだろう』
女友『でもさ。女ちゃんには兄友君がいるじゃん。彼ってよく君に話しかけたりお昼に誘
ったりしてるよね』
女『彼はあたしの元彼なの。何かあたしに同情してくれて慰めてくれているだけだよ』
女友『そうなの? あんたの好きだった子って誰?』
女『兄』
女友『同じ学科の? いつも一人で過ごしている無愛想なあいつ?』
女『・・・・・・うん』
兄「もういいよ。それで兄友のメールは見た?」
女「うん。あたしはあいつにまた騙されたんだね。自分でもどうしようもないほど情けな
いよ。二股かけられた時点であいつのことは二度と信用しないって決めてたのに」
女友「まあ、そういうわけね。それでさ・・・・・・」
兄「うん」
女友「女はすごく後悔している。あんたを傷つけてしまったことも、引越のときの会話で
十分に理解して反省もしている」
兄「まあ、兄友が全部悪いんだしな」
女友「たださ。結果として君が傷付いて悩んでいたところを妹ちゃんが慰めてケアしてさ。
そんでその」
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