36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/11(日) 00:17:15.10 ID:gb4mR/Yto
兄(つうストーリーだったな、確か。今思い出しても泣きそうなほど素晴らしい話だっ
た)
兄(ここで終ったんだけど、今にして思えば彼氏には何の罪も落ち度もないんだよな。こ
の後彼氏は妹に振られてどういう感情を抱いたんだろう)
兄(視点を変えてみたらどうなるのか)
兄(このシチュエーションでNTR物のコピぺ風に想像してみよ)
彼氏(何かおかしい。付き合い出してからあれだけラブラブだった俺と妹なのに)
彼氏(今日もキスしようとしたら拒否された。唇が荒れてるからごめんねって妹は言って
いたけど)
彼氏(今日だってせっかくの休みなのにデートに誘ったら断られた。女友だちと映画に行
く約束をしたからって言っていたけど。最近、何か妹って俺に冷たくねえか)
彼氏(妹を信じたいけど、やはり心配だ。よし、突然妹の家に行ってみよう。あいつはア
パート暮らしだけど、一応俺、合鍵もらってるから)
彼氏(妹の部屋の前まで来たけど。何か男の声が聞こえる・・・・・・)
男の声『泣くなよ。だってしようがないじゃんか。おまえには○○君っていう彼氏がいる
んだぞ。今さら俺が兄貴面しておまえと並んで歩けるかよ。俺だって悩んだし辛かったん
だよ!』
彼氏(え? つうか○○って俺のこと?)
妹の声『お兄ちゃん?』
男の声『何だよ』
妹の声『もしかして。もしかしてだけど、お兄ちゃんあたしのこと好き?』
男の声『・・・・・・ああ。好きだよ。文句あるか? 気持ち悪いって笑ってくれてもいい。ず
っと黙っていたけど、俺はおまえのことが一人の女性として好きなんだよ!!!』
妹の声『やっと言ってくれた。嬉しい。あたしもお兄ちゃんが大好き。小さな頃からずっ
とお兄ちゃん以外の男の人を好きになれなかったの』
男の声『おまえ、彼氏君はどうするの』
妹の声『お兄ちゃんは心配しないで。彼氏君には本当に悪いことしたけど、あたしはもう
自分の気持を偽れない』
彼氏(・・・・・・はい? 俺に大好きって言ったのは、俺に抱かれて喘いでいたのは、全部
嘘?)
男の声『妹』
妹の声『お兄ちゃん。もうあたしのことを離さないで』
彼氏(ま、まさか。妹に浮気されてたなんて。しかも相手はは実の兄? というか)
彼氏(お兄ちゃん以外の男の人を好きになれなかったって。俺はいったい)
兄(うわー。最悪。これって最悪のNTRじゃんか。しかも相手が実の兄ってどうよ。ド
ン引きだわー。この彼氏もかわいそうだな)
兄(・・・・・・)
兄(同じ状況のコピペなのに視点を変えればずいぶん印象も変わるんだな)
兄(俺もよく考えないといけないな)
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