過去ログ - 妹と俺との些細な出来事
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419:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/12(木) 23:38:22.60 ID:7KaL9Cm3o

妹友「結局、水族館のときと同じ組み合わせになりましたね」

兄「そうだな」

妹友「お兄さん、寝ちゃだめですよ」

兄「わかってるって」

妹友「お兄さんには不満もあるでしょうけど、お兄ちゃんも今日は辛かったと思うので許
してやってね」

兄「別に不満なんかねえよ」

妹友「・・・・・・あたしと二人きりでも?」

兄「ああ」

妹友「そうですか。それで? 妹ちゃんは救えたんですか」

兄「うん。多分これでしばらくは平気だと思う」

妹友「お兄さんも大変ですね」

兄「何が」

妹友「この調子だと、お兄さんは一生妹ちゃんの面倒をみることになりそうですね」

兄「・・・・・・妹が結婚するまでだけどな」

妹友「そうでしょうか」

兄「何で?」

妹友「今だって妹ちゃんには彼氏がいるんですよ。うちのお兄ちゃんが。それでも妹ちゃ
んはお兄さんに依存しているし、お兄さんもそんな妹ちゃんを構うことが使命みたくなっ
ちゃってるし」

兄「妹は寂しがり屋のうえに、昔から家族が大好きだったから」

妹友「昔からそうなんですか」

兄「そうといえばそうだけど・・・・・・・。でも最近は少し行き過ぎではあるね」

妹友「それはわかるような気がします」

兄「多分、それは俺のせいだ」

妹友「どうして?」

兄「俺が妹にマジで告白なんてしたから」

妹友「妹ちゃんには断られたんでしょ?」

兄「ああ。それで拗ねた俺は妹を一人にして一人暮らしを始めたり別に彼女を作ったりし
た。妹は親が帰って来ない家で一人きりになってしまった。それからだな。妹の行動がエ
スカレートしたのは。でもこれは前にも話したよな」

妹友「妹ちゃんはお兄さんに嫉妬しただけでは?」

兄「違うと思うよ。自分が俺を振ったせいで俺が妹から離れて行くって理解して、あいつ
は悩んだんだと思う。うろたえるほどに」

妹友「本当にそうですかね」


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