551:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/09/23(月) 00:00:29.05 ID:Xac6Bwngo
兄「姫」
妹「・・・・・・うん」
兄「そうなったら俺が姫を守るよ」
妹「今だって守ってくれてるじゃん」
兄「そういうのだけじゃなくてさ。精神的にも姫に頼られるようになるから」
妹「そうか。まあ、いつまでも昔の空手だけでしか守ってくれないんじゃ不安だしね」
兄「・・・・・・」
妹「別にお兄ちゃんが頼りないなんて言ってないよ?」
兄「今のはちょっと傷付いたぞ」
妹「やだ。ごめん。そんなつもりで言ったんじゃ」
兄「お詫びに姫の方からキスしろよ」
妹「お兄ちゃん姫に対して偉そう。でもいいよ」
兄「・・・・・・どうした」
妹「前の車が動き出したから後でね」
兄「まじかよ」
妹「だって危ないじゃん」
兄「貸しだからな」
妹「貸しって何?」
兄「キスの貸しだよ。後で取り立てるから返せよな」
妹「はいはい」
兄「全く中途半端に動きやがって」
妹「もう七時だね。いったい何時ごろに家に着けるんだろ」
兄「見当もつかないけど。まあまだこんなところにいるんだし、確実に日付は変わるだろ
うな」
妹「そんなにかかるんだ」
兄「それも早くてだぞ」
妹「ちょっと家に電話しとくね。心配するといけないから」
兄「連休中ずっと仕事だって言ってたじゃん。家にはいないと思うけどな」
妹「じゃあママの携帯に電話しとく」
兄「姫って本当に父さんと母さんが好きなのな」
妹「別にいいじゃん」
兄「別にいいけどよ」
妹「嫉妬しなくたって一番好きなのはお兄ちゃんだよ」
兄「・・・・・・電話するなら早くしろよ」
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