58:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/13(火) 00:24:44.93 ID:0kSTq4gao
兄「おまえとは腐れ縁なのかな」
女「何で?」
兄「俺もさっき振られたとこ」
女「え?・・・・・兄って好きな子いたのかよ」
兄「おまえには前に話したぞ」
女「嘘? まさか本気で妹ちゃんに告ったの」
兄「うん。本気で告った。そんで全力で振られた」
女「そらそうでしょ。兄って本当にバカだったのね」
兄「反論はできないけど。でもこれでも一応落ち込んでるんだぞ」
女「あたしは兄友と会わなければそのうち傷も癒えると思うんだけど、あんたは一生妹ち
ゃんの兄貴なんでしょ? これからどうやって妹ちゃんに接していくの」
兄「それが問題だ。まあ、とりあえず四月になれば引越しできるから顔を合わすことはな
いんだけどな」
女「それはそうだろうけど」
兄「おまえは? 兄友だって俺たちと同じ大学だろ? 辛くないのか」
女「辛いに決まってるじゃん。でも、もうあいつとは縁を切るし話もしない。もちろん一
緒に住む話もなし」
兄「兄妹じゃなければそういうこともできるよな」
女「何よ。実の妹に告るんだったら、前もってそのくらいのことは考えておきなさいよ」
兄「いや、告るつもりはなかったんだけどさ」
女「・・・・・・」
兄「・・・・・・」
女「まあ、いいや。とにかく不動産屋に案内して」
兄「まあ、いいけど。妹の待つ家には帰りづらいし」
女「でしょ? その後飲みに行こう。お互いを慰めっこしようよ」
兄「マジで?(それもいいかもな。夜遅くに帰れば妹友顔を会わせずにすむし)」
女「じゃ、行こうよ」
兄「ちょっと待て。まだ食い終わってないって」
1002Res/1210.08 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。