651:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/10(木) 22:52:31.91 ID:HnfJMfMso
<妹ちゃんに親しくしようとすると妹友ちゃんがすぐに邪魔するじゃん>
妹「遅くなってすいません」
上級生「ぎりぎりじゃない。これからはもっと早く寮に戻るようにしてね」
妹「はい。ごめんなさい」
上級生「急がないとお風呂の時間終っちゃうよ。食事の前までに終らせてね」
妹「はい。先輩」
上級生「あ、ちょっと。妹さん」
妹「はい?」
上級生「携帯電話を預けて行くの忘れてるよ」
妹「・・・・・・はい」
上級生「三年生になれば寮内でも携帯を持てるからさ。もう少し我慢しな」
妹「はい」
同室の友だち「今日の夕食は珍しく結構美味しかったね」
妹「そうかな」
友だち「妹ちゃんは通学生だったからそんなこというけどさ。中学の頃からずっと寮にい
るあたしにしてみれば、今日の夕ご飯は珍しく美味しく食べられたんだよ。ああ、今日は
幸せに眠れそう」
妹「・・・・・・そうなんだ」
友だち「どうする? 部屋に戻る? それとも自習室でおしゃべりでもする?」
妹「自習室でしゃべってたら怒られるんじゃないの」
友だち「静かにしてれば大丈夫。あと舎監の先生が来たときだけ勉強している振りをして
いれば問題ないよ」
妹「任せるよ。どっちでもいい」
友だち「あんたってさあ。そういうキャラだっけ?」
妹「何が?」
友だち「昼間の学校じゃあ普通に積極的なのに。そんなに家に帰りたい?」
妹「まあね。正直寂しい」
友だち「そうか。あたしも最初の頃はそうだったよ。でも大丈夫。数ヶ月もここにいれば
いやでも慣れるって」
妹「・・・・・・」
友だち「あんまり悩むなって。あたしがここの過ごし方を教えてあげるから」
妹「ありがとう」
友だち「いいって。あたしの方こそ妹ちゃんと仲良くなれて嬉しいよ」
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