711:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/16(水) 00:20:49.04 ID:EPQ126Ffo
妹「あたしと一緒だね」
兄「そうだね。とにかく姫と一緒に暮らせるんだから。俺には今はその他のことはどうで
もいいよ(・・・・・・妹友の母さんと父さんとのこと以外はだけど)」
妹「あたしもそうかも。もう割り切らなきゃいけないのかもね」
兄「とにかくさ。うちの家族は全てが崩壊したわけじゃない。俺と姫だけでも家族を続け
よう」
妹「うん。お兄ちゃん好きだよ」
兄「ちょっと前なら姫からそんな言葉を聞くことなんか期待できなかったのにな」
妹「そんなことないよ。あのときだってあたしは」
兄『嫌いじゃないという感情を表わす単語を次の中から一つ選べ』
妹『あたし国語は苦手だよ』
兄『1好き 2好き 3好き』
妹『・・・・・・ふふ』
兄『何笑ってるんだよ』
妹『ベタなジョーク。そんなにあたしに好きって言わせたいの?』
兄『言わせたい』
妹『お兄ちゃん好きだよ』
兄「あのときは姫に振られたんだよな」
妹「うん。でも、ちゃんとお兄ちゃん好きだよって言ったじゃん」
兄「そうだったな」
妹「付き合えるかどうかは別として、あたしの気持ちはあのとき正直に言ったんだよ」
兄「そうだな」
妹「・・・・・・いい部屋だね」
兄「不満はねえよな」
妹「じゃあ、そろそろ帰ろう。門限もあるし」
兄「来週で退寮するんだろ」
妹「うん。ちょうど月末だしね」
兄「荷物は?」
妹「たいしてないの。かさばるのは宅急便で送るから」
兄「じゃあ俺は自分のアパートを引き払ってから、先にここで住んでるな」
妹「うん。散らかさないでよ」
兄「わかってる。早く来い」
妹「うん」
兄「じゃあ送ってくよ」
妹「ありがと」
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