736:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/23(水) 23:00:43.56 ID:bIPHYdQMo
妹友「そしたらさ。お兄さんに嫉妬させてみたら? それでお兄さんの妹ちゃんに対する
気持もわかるんじゃないかな」
妹『どうやったらお兄ちゃんが嫉妬なんてするんだろ』
妹友(何この子。まじで食いついてきた。というか本気でお兄さんに嫉妬させたいの?)
妹友「他の男の人と一緒にいるところを見せればいいだけでしょ」
妹『そんな人あたしにはいないもん』
妹友「うちのお兄ちゃんでいいじゃん」
妹『え』
妹友「お兄ちゃんなら喜んで妹ちゃんと一緒にいようとすると思うな」
妹『それはだめでしょ』
妹友「何で?(少しお兄ちゃんに悪いと思ってくれてるのかな)」
妹『だって・・・・・・彼氏君を利用するようなことはできないよ』
妹友「お兄ちゃんは妹ちゃんが好きなんだから別にいいじゃん」
妹『それって本当のことを話して彼氏君に協力してもらうってこと?』
妹友「さすがにそれは無理。お兄ちゃんには珍しく妹ちゃんが一緒に登校したいって言っ
てるよって言う」
妹「それじゃまるで・・・・・・」
妹友「お兄さんの反応が見たいんでしょ?」
妹『彼氏君に悪いよ』
妹友「妹ちゃん、お兄ちゃんの告白を断るって決めたの?」
妹『・・・・・・それはまだ』
妹友(まだ大丈夫なのかも)
妹友「まだ決めてないならいいじゃん。心を決める参考になるかもしれないよ?」
妹『だって』
妹友(このまま押し切ろう)
妹友「じゃあ、決まりね。早い方がいいから明日の朝お兄ちゃんに学校まで送ってもらっ
てね。お兄ちゃんにはこれから話しておくから」
妹『本当にやるの』
妹友(お兄ちゃんの気が晴れるなら。別に妹ちゃんとお兄さんに迷惑をかけるわけじゃな
いし)
妹友「そうだよ。明日の朝七時に妹ちゃんの家の前の公園で待ち合わせね。それであたし
は別なところから妹ちゃんの家を監視してるから。それでお兄さんが出てきたら妹ちゃん
にメールするね。そしたらお兄ちゃんと一緒に駅の方まで歩いて行って」
妹『あたしが彼氏君と一緒のところをお兄ちゃんが見たら傷つくかも』
妹友「そうかなあ。それなら妹ちゃんと一緒にいるのに他の女の子なんかをよそ見したり
しないんじゃない?」
妹『・・・・・・まあそうかも』
妹友(これくらいはしてもいいよね。妹ちゃんの家族は仲が良くて幸せみたいだし。お兄
ちゃんを救うためだもん)
妹友「お兄ちゃんと手くらいつないでね。お兄ちゃんにも言っておくけど」
妹『・・・・・・』
妹友(さすがに返事なしか。ちょっと言い過ぎたかな)
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