792:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/11/08(金) 00:00:28.10 ID:XlsGKDV0o
妹友「まあ、でも今は女さんも自分の心の痛みしか見えてないでしょうけど、そのうちに
気がつくと思いますよ。自分が一番つらかったときに自分の横でそっと支えてくれた人の
存在を」
兄友「それって俺のこと?」
妹友「そういう存在になるように頑張ってください。あんまり早まって迫らないようにし
て、いい友人として女さんを支えるようにするんです。そうしたらいつかは女さんは気が
つくでしょう。つらい自分を無償の愛で包んでくれていた人の存在を」
兄友「それって時間かかるんじゃね?」
妹友「それはしかたないでしょ。焦ったっていいことはないですよ」
兄友「その間は他に女を作っちゃだめかな」
妹友「あなたという人は。どんだけ危機感がないんですか。また後輩さんのときと同じ過
ちを犯すつもりですか」
兄友「そうじゃねえよ。後輩ちゃんとは本当に切れたんだ。つうかぶっちゃけ女友ってい
う女の友だちがすげえ綺麗でさ。雑誌の表紙モデルとかやってるほどの子なんだけどさ」
妹友「・・・・・・本当にいっぺん死ね」
兄友「・・・・・・わかったよ。そんなに睨むなって。女を支えることに専念する」
妹友「全く。一瞬兄友さんに殺意すら覚えましたよあたしは」
兄友「それにしてもよ。君は何で俺にそこまでしてくれるの?」
妹友「お兄さんと女さんが付き合っていると、お兄さんも含めてみんなが不幸になるから
です」
兄友「そうかな」
妹友「はい。だからそのためには兄友さんと女さんの復縁を応援しているわけです」
兄友「妹友ちゃんっていい子だよな」
妹友「はい?」
兄友「いや。俺なんかに言われても嬉しくないだろうけどさ。君はすごく一途でいい子
だ」
妹友「気持悪いから止めて下さい。それともまさかあたしのことを狙ってるんです?」
兄友「いや。好きな子は女なんだけど。女と知り合う前に妹友ちゃんと出会っていたらマ
ジで惚れて君のこと口説いていたかもしれない」
妹友「そういう寝言はあたしがいないところで寝てから言ってください。あたしは浮気相
手を妊娠させるような男の人とは絶対に付き合いません」
兄友「だから妊娠はしていなかったんだって」
妹友「うるさい。そういう問題じゃないでしょ」
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