過去ログ - 妹と俺との些細な出来事
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925:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/10(火) 23:48:09.44 ID:G+tSV9VVo

女友「それでは第一回兄と妹ちゃんを別れさせる会を開催します」

兄友「・・・・・・そういうのマジでよそうぜ」

女「うん。周囲が介入しない方がいいと思う」

妹友「何なんですかこれ。兄友さんあたし帰ります」

女友「まあみんな。少し落ち着きなさい」

女「もうよそうよ」

女友「そういやさ。兄友、紹介しなさいよ。その可愛い女子高生は誰?」

兄友「ああ、彼女は妹友ちゃん。兄と妹ちゃんの知り合い」

女友「ああ。兄と妹ちゃんと一緒に旅行に行ったと言う。ふ〜ん。で?」

兄友「でって何だよ」

女友「何で兄と妹ちゃんを別れさせる会に彼女が参加しているわけ?」

兄友「別れさせる会なんて聞いてないぞ」

妹友「あたしやっぱり帰ります」

女友「何でよ」

妹友「こんなの卑怯ですよ。お兄さんと妹ちゃんがいないところで勝手に別れさせると
か」

女「そうだよね。あたしもそう思うかも」

女友「これは彼らを救うためじゃない。どう考えたって先には不幸しか見えてないんだ
よ。友だちのあたしたちが目を覚まさせてあげようよ」

女「・・・・・・兄に告ったくせに。よく言うよ」

女友「振られたんだからあんたを裏切ったことにはならないでしょ。未遂じゃん」

女「全くもう。あんたはあたしの心配をしてくれているのかと思ったのに」

女友「心配はしてたよ。お友だちからやり直しているはずのあんたが兄のこと避けてた
し」

女「それは・・・・・」

兄友「とにかくよそうぜ。たとえ不幸なことになるにしたって、周囲がお節介を焼いてい
いことじゃないと思う」

女友「あんたはもう兄から絶好されてるかもしれないけど、あたしと女はまだ兄の友だち
だからさ。みすみす不幸になるのは見過ごせないよ」

兄友「そもそもあいつらが付き合っているって言う証拠はあんのかよ」

女友「決定的な証拠はないが限りなく黒だと思う」

兄友「証拠なしかよ。まあ俺も二人は好き合っているとは思うけどな。ね妹友ちゃん」


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