990:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/02(木) 22:23:51.29 ID:VuCMeMxFo
女友「そういやさ。何っていっていいのかわからないんだけど」
兄「何?」
女友「・・・・・・お父様たちの離婚、残念だったね」
兄「え?(何でこいつらが知ってるんだ)」
女「よしなよ。そんなことわざわざ言うことないじゃん」
女友「そうだね。よけいなこと言っちゃった。周りからこんなこと言われたっていい気持
ちしないよね。ごめん、忘れて」
兄「いやちょっと待て。離婚自体はもう自分の中では整理できてるんで、別に気にしてく
れなくてもいいんだけどさ」
女友「そっか。ならよかった。つらかったね」
兄「いや、それはいいって。それより俺、両親の離婚のことは誰にも話してねえんだけ
ど」
女友「・・・・・・あ」
女「ばか」
兄「何でおまえが知ってるの? 誰から聞いた?」
女友「誰って・・・・・・それはさ。つまりその」
兄「教えてくれよ。それとも何か言えない事情でもあるのか」
女友「女?」
女「どうしてあたしに振るのよ。この間から全部あんたの自業自得つうか自爆じゃない
の」
兄友「これ以上はもうやめようぜ」
兄(何言ってるんだこいつ)
女友「ちょ、ちょっと兄友」
兄友「もう兄に隠れてこそこそするのはやめよう。もちろん俺も含めてだけど。もともと
兄と妹ちゃんの生活に口を突っ込む権利なんか、俺たちにはこれっぽっちもないんだから
さ」
女「・・・・・・そうだね。あたしも兄友に賛成」
女友「でも、でもさ。だってそれじゃ」
兄友「もういいだろ。今日偶然兄に会ったのはいい機会じゃんか。全部話そうぜ」
女友「・・・・・・だってそれじゃあたしが兄に嫌われちゃう。チャンスがなくなっちゃうじゃ
ん」
兄(何だって)
兄友「おまえ、まだそんなこと言ってるのかよ」
兄(・・・・・・いったい何なんだろ)
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