17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/07(水) 14:27:47.88 ID:iN6ZJk2U0
ヒロイン「なんかちょっと怖かったかな…今みたいな優しい口調じゃなくて…もっと、えーっと…なんて言えばいいのかな?」
親友(し…しまった、これは非常にまずい…何がマズイって、まず彼女に俺の素顔の片鱗を見られたことだ、俺の素顔は普段とはきっと、あまりにもギャップがあるだろう、そしてそのこと知った彼女はきっと俺の秘密を見たと思うに違いない、それだけはマズイんだ、本来秘密の共有とは主人公とするものであり、それによって物語がグンと加速するのだ…しかし、相手は俺だ…このままでは彼女との間にフラグが立ってしまう…なぜなら彼女はまっさらだからだ、物語の登場人物だけに、その好意のパラメータは最初は無に等しく、イベントを重ねることによって主人公へとそのゲージを伸ばしていくからだ、だがいかんせん俺に傾いてきている…ここはどうにかして打開するしかない)
親友「そ…そうだったかな?多分昨日読んだ本の主人公とかぶっちゃったのかもね」
ヒロイン「あぁ〜、私もたまにあるかも」
親友「そっか、まぁそんな感じ」
親友(どうやら最悪のケースだけはまぬがれたようだ…まぬがれたよな?…クッソ、やはり相手の感情が読めない、これも今回のイレギュラーに理由があるのか)
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