過去ログ - 京太郎「これが今の俺に出来る最高の和了だ……!」
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38: ◆zkhBdYvVqI[saga]
2013/08/08(木) 20:12:31.27 ID:wDRrCzxAO
京太郎「あの、とりあえず話を聞いてくれませんか……」

久「なに、須賀君……言いたい事があるなら恨み言でもなんでも……」

誤解を解くために口を開いた京太郎に久が勘違いしているが京太郎はそれを遮るようにして話を進める。

京太郎「えっと、ですね……大前提として、俺は死ぬ気なんかありませんよ?」

「……は?」

そう口にしたのは誰だったか、今となっては京太郎は全く覚えていない。

ただ確かなのは、自分がそう言った途端に場の空気が凍りついた事、そして……

久「……咲、これはどういう事かしら」

まこ「言っとくが、冗談では済まされんぞ……」

優希「咲ちゃん、嘘ついたのか……?」

和「咲さん、説明を求めます……」

咲「……え、えっと」

京太郎が事情を話していくにつれて自分が勘違いしていたと理解した咲が、みんなに睨まれて冷や汗をダラダラと流していた事だった。

咲「きょ、京ちゃん、助け……」

京太郎「知るか」

咲「京ちゃーん!?」

無論大した事がないとはいえ怪我をさせられた京太郎が咲を庇うわけがなく。

久「咲ぃー?」

まこ「咲!」

優希「咲ちゃん!」

和「咲さん!」

咲「ご、ごめんなさーい!!」

みんなの追求を受けた咲はただひたすらに謝る事しか出来ずにいたのだった……


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