過去ログ - 男「出征するのイヤだし床屋になるわ」
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6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/08(木) 00:20:57.91 ID:JXyt8PnAO
弟「それと『オクニノタメニシヌコト』と何か関係あるの?」

男「ああ……今のおめーには難しいかな?『オクニノタメニシヌコト』をするとな。もう弟に会えねぐなるんだ」

弟「えーっ?」
以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/08(木) 00:24:24.92 ID:JXyt8PnAO
妹「ばぶ」

男「妹。おめーは母ちゃんが最後に残してくれた大事な妹だ」

妹「?」
以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/08(木) 00:25:49.93 ID:JXyt8PnAO
男「行ってくる」

父「いってこい」

弟「あんちゃんいってらっしゃい!気をつけてな!」
以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/08(木) 00:32:28.74 ID:JXyt8PnAO
男「今日からお世話になります!男です!」

兄弟子「あら、アナタが父さんところの息子さんね。アタシがアナタの兄弟子よ。よろしくね」

男「よろすぐ(男なのに女みでぇなしゃべり方してる)」
以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/08(木) 00:41:00.00 ID:JXyt8PnAO
兄弟子「とは言ってもこの時代の髪型といえば……」

兄弟子「坊主、五分、五厘……」

兄弟子「ああん!つまんないわ!ごめんなさいね、男くん。こんな時代じゃなければ……」
以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/09(金) 00:50:38.89 ID:i3p5wmAAO
兄弟子「娘を呼ぶわ。女ちゃーん!」

男「え!兄弟子さん娘さんがいるんですか!?」

兄弟子「ええ、何かおかしいかしら?」
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/09(金) 00:56:10.88 ID:i3p5wmAAO
女「すいません、男さん。お父さん、二年前お母さんが死んでから『ワシがお母さんも務めちゃる!』って言ってからこんな感じで」

兄弟子「それからしゃべり方を直そうとしても直らなくなっちゃったのよ」

男「そうなんですか……」
以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/09(金) 01:03:24.51 ID:i3p5wmAAO
兄弟子「それにしても、食糧が配給制になってからちゃぶ台の上も貧相になったものね……」

男「そうですね……親父たちちゃんと食べれてるかな……?」

兄弟子「大丈夫よ。ソコのところはあなたの手伝い料としてちゃんと送っているから」
以下略



14:誰か見てる?[saga]
2013/08/09(金) 01:10:26.39 ID:i3p5wmAAO
女「男さんはいくつなんですか?」

男「あ、ハイ。えっと……その。じゅ、19です」

女「あ、わたしより三つも上なんですね!あの……背があまり高くないので同じくらいか、そのォ……」
以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/09(金) 01:20:53.31 ID:i3p5wmAAO
こうしてオラの兄弟子さんの所での住み込み修業が始まった。

日記をつけ始めたのもこの頃だ。

兄弟子「さ、男くん。私がやった通りやってみなさい。相手になる人形は今は買えないから、お客さまがそこにいるつもりでね」
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/09(金) 01:27:30.69 ID:i3p5wmAAO
兄弟子「でもね、男くん」

男「はい?」

兄弟子「焦らなくていいの。家族を守りたいからここに来たのは分かるわ。でも、あなたの焦りは身体を空回りさせる」
以下略



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