23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/08(木) 05:30:37.69 ID:jqkpcgGC0
  
 P「あ、す、スマンスマン!べべ別に変な意味じゃなくてだな…」 
  
 慌てて首を横に振るプロデューサー。 
 その姿がおかしくて、自然と笑ってしまう。 
  
 凛「…プロデューサー。そんなんじゃ誤魔化しきれてないよ」 
  
 P「え?そうか?じゃあ俺の特殊な嗜好が2人にばれて…」 
  
 青白い顔になってブツブツ言い始めるプロデューサー。 
 その姿が更におかしくて、また笑ってしまう。 
  
  
 凛「…ふふっ、あははっ、おかしい」 
  
 そんな私を見て、プロデューサーも釣られて笑い出す。 
 その横で聖來さんだけが、事態を飲み込めずに私とプロデューサーを交互に見ている。 
 その顔は、まるで今日の帰り道、手を繋ごうと言った私に向けた、プロデューサーのあの顔のようだった。 
  
  
 ひとしきり笑い終わった後に、私はプロデューサーに向き直り、切り出す。 
  
 凛「プロデューサー。こんな私だけど、許してくれるかな?」 
  
 プロデューサーは笑みをいっそう大きくして、私に歩み寄った。 
  
 P「許すもなにも、俺だって同じようなことしてたんだ。お互い様だな!」 
  
 そう言ってくしゃくしゃと頭を撫でて来る。 
 なんだかくすぐったいけれど、今はそれが心地好かった。 
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