3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/08(木) 04:54:14.60 ID:jqkpcgGC0
数分後。
応接室で雑誌に目を通していると、プロデューサーが顔を覗かせた。
P「じゃあ凛、ちひろさんも暫く戻ってこないそうだし、俺はまた出てくるから頼んだぞー」
そう言うとプロデューサーは足早に行ってしまった。
年頃の、しかもアイドルの女の子1人を残していってしまうとは、なんとも無用心なものだ、と呆れてしまう。
ふと先程の靴下の件を思い起こし、私は応接室を後にした。
あのプロデューサーのことだ。
片付けると言っても無造作にロッカーに放り込んで済ますか、或いはそのままということもあるだろう。
事務室の扉をゆっくりと開ける。
予感的中。先程の靴下は相も変わらず床に放り出されており、その臭いが漂っている。
恐らく替えの靴下をロッカーから出して履いていったのだろうが、こちらの存在は忘れてしまっていたのだろう。
私は再び呆れてしまう。
――まったく。こんなことだから。
プロデューサーが全部イケナイんだ。私が悪いわけではない。
カラダが、疼く。
ココロが、昂る。
そして、私の至福の瞬間がまた、訪れる。
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