3: ◆/5u1xsuUH.
2013/08/08(木) 11:44:57.68 ID:SwJpxQEBo
  
  
 幼稚園・小学校と放課後は毎日のように彼女と遊んだ。 
 もちろん他の友達もいたことだってあった。 
 彼女と遊ぶのは楽しかった。 
4: ◆/5u1xsuUH.
2013/08/08(木) 11:45:30.04 ID:SwJpxQEBo
  
  
  
 しかし、中学校に上がった頃、周囲では思春期になった男女ということもあってか、 
 騒がれるようになってしまった。 
5: ◆/5u1xsuUH.
2013/08/08(木) 11:45:59.46 ID:SwJpxQEBo
  
  
 それでも中学、高校と進学していっても定期的に遊びに行っていた。 
 高校ではお互い別のところに通ったこともあって、周りからの野次も減っていた。 
  
6: ◆/5u1xsuUH.
2013/08/08(木) 11:46:36.30 ID:SwJpxQEBo
  
  
  
 「好きな人がいる?」 
  
7: ◆/5u1xsuUH.
2013/08/08(木) 11:47:06.53 ID:SwJpxQEBo
  
  
  
 「だってさ、今でもたまにお前と遊ぶけどなんつーの?浮ついた話っつうか…… 
  そう、恋愛ごとに関してはまったくと言っていいほど話題に上がらないじゃん?」 
8: ◆/5u1xsuUH.
2013/08/08(木) 11:47:43.99 ID:SwJpxQEBo
  
  
  
 最初は特に何も思っていなかった。 
 いや、むしろ大事な友人のことだ。 
9: ◆/5u1xsuUH.
2013/08/08(木) 11:48:20.61 ID:SwJpxQEBo
  
  
  
  
  
10: ◆/5u1xsuUH.
2013/08/08(木) 11:49:39.79 ID:SwJpxQEBo
  
  
  
 ある日、彼女が驚く単語を口にした。 
  
11: ◆/5u1xsuUH.
2013/08/08(木) 11:50:54.59 ID:SwJpxQEBo
  
  
  
 面食らってしまい反応するのが少し遅れてしまった。 
  
12: ◆/5u1xsuUH.
2013/08/08(木) 11:51:28.79 ID:SwJpxQEBo
  
  
  
 ああ……と僕は少し納得した。 
  
13: ◆/5u1xsuUH.
2013/08/08(木) 11:51:57.80 ID:SwJpxQEBo
  
  
  
 そんなことが一気に頭の中を巡り、僕は自分でも気づかぬうちに 
 当然のことだ、当たり前なんだと自分に言い聞かせていた。 
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