過去ログ - インデックス「この向日葵を、あなたに」
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12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/08(木) 12:06:59.93 ID:q8CRr7Mk0
 暫く片付けをし――当然のように二バカが殴られ、もう一人も巻き込まれる運びとなったが――近所から差し入れて貰った夕食を食べ、男女別に近くの家へお風呂を仮に行く。
 男部屋での会話は変わらず、だが。

青ピ「離せぇ!俺には、俺には理想郷へ行く必要があるんや!」

上条「落ち着け!委員長はマズイ!スコップ使うって言ってたから強打されれば死ぬ!」

土御門「……だかなカミやん。男には時として命よりも重いものがあるんだぜぃ」

青ピ「そうやでカミやん!ボクぁそのために戦いへ行こうって言うだけの話ですやんか!」

上条「バカなの?ねぇ前から思ってはいたんだけど、お前らバカなの?それとも死ぬの?」

青ピ「俺はな――時にはバカになるもんでっせ?」

上条「時に、じゃねーだろ。ほぼオールウェイズだろ」

青ピ「なんでそんな事いいますのんっ!?いいですやんかっ!当人乗り気なんでっせ!」

上条「お前はもう関西弁なのか京都弁かの区別がついてない」

土御門「っていうかアザゼルさ○入ってるにゃー」

青ピ「それじゃ俺はちょい行ってきます!じゃっ!」

上条「オイ一人称間違ってんてぞ!」

土御門「やれやれ、こりゃ俺もついてかないとダメだにゃー」

上条「デジカメは置いてけ?薄い本っぽい展開になるのは、幾ら俺でもレッドカード出すからな?」

土御門「いや、これは別件で使うんだぜぃ」

上条「別件て。あいつ主演のスナッフムービーでも撮るつもりかよ」

土御門「現行犯で捕まったらそうなるかもしれないにゃー。ま、そんな感じで」

上条「まぁフォローしてやれよ」

土御門「あ、俺は今晩戻らないから」

上条「お前っ外で何するつもりだよっ!?」

土御門「……夜の課外実習、だぜ?」 キリッ

 無駄に素敵な笑顔を残してグラサンは去っていく――夜なのに。
 部屋に一人取り残された上条は携帯電話を取り出すが、『圏外』の文字。電源を切って荷物へしまい込むと、コンコンと襖を叩く音がする。

インデックス「ねー、とうま入っていーい?」


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