過去ログ - インデックス「この向日葵を、あなたに」
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42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/14(水) 13:23:34.23 ID:91ud5DfC0
――1’日目 『水門管理』

 水門からは煌々と水がしぶきを上げ流れている。
 上流から幾つもの水路を巡り、幾つもの水田へ別つ頃、小川と言っていい程に勢いは減じている。
 田のあぜ道から水面を覗けば今では珍しいメダカ、更にもっと寄って見ればタガメやゲンゴロウの姿も見える。
 透明度の高い水路を眺めて知らない筈の郷愁を覚える――の、だが。

上条「……」

インデックス「……うー……」

土御門「……にゃー……」

姫神「……ニャル○さん?」

 ひたすらに、暑い。

上条「……なぁ、土御門?」

土御門「にゃー?」

上条「ら、楽な仕事じゃなかったの?」

土御門「……俺も最初はそう思ったぜい。つーか昨日一日一人でやってたんだけどな」

土御門「水源やら水道、要は用水路って綺麗にしてあんだにゃー。具体的には木なんか一本もないぜぃ」

インデックス「ヒマワリの方は……一応、あったかも……」

土御門「災害とかで倒れっちまうと、撤去するの大変だろ?だから予め切り倒されてる事が多いぜよ……」

土御門「水害が多い所では、逆に植え込みを多くして地盤を固めたりもするみたいだぜぃ」

姫神「……そういえば。前住んでいた村ではそうだった。ような……」

上条「……つーか、ここだとぶっ倒れる。少し涼しそうな所――あぁ、あっちの水車小屋まで行こうぜ……」

インデックス「さんせー、なんだよ……」

土御門「だにゃー……つーかどうせ『二周目』なんだから、何も変わってない筈だしぃ」

姫神「……暑い」


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