過去ログ - インデックス「この向日葵を、あなたに」
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53:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/14(水) 13:48:07.66 ID:91ud5DfC0
――二周目 『機織り』

 木で出来た校舎。そこは嘗て小学校であった名残を見せていた。
 壁に張られていたポスターや生徒の作品の跡、そこだけが日焼けをせずに色濃く残る。
 室内には木の香り、チョークの臭い、耳を澄ませば遠くから子供達の喧噪が聞こえてきそうな気配もある。

 そう錯覚しそうな空間の中に彼女らは身を置いていた。

小萌「――はい。と言う訳でこの里の機織りの歴史は勉強出来ましたねー。何が質問がある人は居るのですよー?」

姫神「はい。先生」

小萌「どうぞ、姫神ちゃん」

姫神「私の聞いていた話と実習が大分違うのですが」

小萌「あー、それは仕方がないのですよー。去年までは……まぁ、色々とありましたし?」

小萌「なので今年からはっ!午前中が見学、午後からは座学に変わりました!」

姫神「あー。実は先生も苦手だったとか?」

小萌「そ、そそそそそそんな事ないのですー?」

姫神「キャラが立っている。羨ましい」

インデックス「(あいさ、あいさー)」

小萌「他に質問がなければ次へ移りますよー?」

姫神「(うん?)」

インデックス「(推測だけど、『実習がこの里に合わせてねじ曲げられてる』かも)

インデックス「(とうまのクラスの人がする筈だったのに、この里では出来ないから)」

姫神「(急遽変更されている?)」

インデックス「(そんな感じかも)」

姫神「(納得した)」


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