過去ログ - 【R18】京太郎「おもち少女から和了ると発情させる能力かぁ」霞「その8かしら」
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◆phFWXDIq6U
[sage saga]
2013/08/08(木) 21:03:14.21 ID:WgdoOi2Io
漫「京太郎君っ♪」
京太郎「あ、漫さ…ってぬぉあ!」
そんなバスから運転手さんに次いで降りてきたのは金髪の男の子だった。
別れたのはそれほど昔じゃないはずなのに、もう会いたくて仕方がなかった彼に…うちは勢い良く飛び込む。
決して行儀がええとは言われへんうちの仕草に京太郎君がぐっと足を踏みしめて、堪えるのが分かった。
そんな仕草さえ逞しく思えるうちはその胸にグリグリと顔を押し付け、その所在を確かめようとしてしまう。
漫「(あぁ…♪京太郎君や…っ♥京太郎君…っ♥)」
もう何度、夢見たかさえも曖昧なくらいうちの心を縛り付ける愛しい人。
それが本当に目の前に居るというのが…うちには信じきる事が出来へんかった。
だって、うちは今日のデートが決まってから、もう何度も同じシチュエーションの夢を見ていたのだから。
これもまたうちが見ている夢なんやないやろうか。
そう思うと京太郎君から離れがたく、うちはぐっと腕に力を込めて、その身体を抱きしめてしまう。
京太郎「す、漫さん…ちょ…離れて…」
漫「嫌やぁ…っ♪離さへん…っ♪離さへんもん…っ♪」
そんなうちに焦ったような声を向けながら、京太郎君は身動ぎする。
格好良くうちを抱きとめてくれた夢とは違うその気恥ずかしそうな反応は、これがきっと妄想でも夢でもなくて現実なんやからやろう。
しかし、それを納得しても、うちの身体はどうしても離れない。
京太郎君と会えなかった間に…ずっとずっと寂しがっていたうちの身体は本物の京太郎君を感じて…止められへんかった。
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