過去ログ - 【R18】京太郎「おもち少女から和了ると発情させる能力かぁ」霞「その8かしら」
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216:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/09(金) 21:03:28.67 ID:YVI3LAQQo
>>203
秋田


217: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/08/09(金) 21:03:45.42 ID:LO8Fdti3o

京太郎「俺のは勝つための能力じゃないしな」

これが特定の牌だけが集まるという能力であれば、俺にも光明を見出す事が出来ただろう。
だが、俺にあるのは人をおかしくする為の力であり、その制御に時間というリソースを割いて来た。
以下略



218: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/08/09(金) 21:04:15.66 ID:LO8Fdti3o

和「後で復習して分かったんですけど…須賀君は集中していない時の方が配牌が良いです」
京太郎「そう…なのか?」

今まで自覚はなかったけれど、言われてみればそんな気がしなくはない。
以下略



219: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/08/09(金) 21:04:51.34 ID:LO8Fdti3o

和「簡単です。麻雀に集中出来ていて、出来ていない状態を作れば良いんですよ」
京太郎「そんなの…出来るのか?」

ある意味、矛盾にも近いその状態を維持出来るならば、そのジンクスめいた何かも武器になるかもしれない。
以下略



220: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/08/09(金) 21:05:17.20 ID:LO8Fdti3o

和「では…あの…し、新人戦で良い結果を残せたら…私が…ご褒美をあげますから…」
京太郎「えっ…?」

そんな俺の耳に届いた言葉に、ついついそう聞き返してしまう。
以下略



221: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/08/09(金) 21:07:49.56 ID:LO8Fdti3o

和「ご、ご褒美はまだ先ですよ…っ」
京太郎「…悪い」

そんな俺を咎めるように言いながら、和はそっと俺の背中を撫でてくれた。
以下略



222: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/08/09(金) 21:08:15.76 ID:LO8Fdti3o

和「さ、さっきの提案だって須賀君がいい結果を残せるようにって思っただけなんですからね」
京太郎「…うん。分かってる」

勿論、それがまったく無関係だとは俺も思わない。
以下略



223: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/08/09(金) 21:08:41.99 ID:LO8Fdti3o

和「そこまで言うなら…し、仕方ないですね」

そう言いながら、和はゆっくりとその顔をあげる。
俯き加減になっていたその顔はさっきよりもさらに赤く染まっていた。
以下略



224: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/08/09(金) 21:09:08.49 ID:LO8Fdti3o

小蒔「あれ?どうかしたんですか?」
京太郎「い、いや、何でもないぞ!?」
和「え、えぇ!まったく何もしてませんから!」
小蒔「??」
以下略



225: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/08/09(金) 21:09:45.56 ID:LO8Fdti3o

小蒔「なるほど…。じゃあ、私も混ぜてもらって良いですか?実は私も結構、肩が凝っちゃって…」

けれど、小蒔は俺が思っていたよりも純粋だったらしい。
明らかに怪しい俺達の様子を怪しむことなく、納得の言葉を返した。
以下略



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