過去ログ - 【R18】京太郎「おもち少女から和了ると発情させる能力かぁ」霞「その8かしら」
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37: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/08/08(木) 21:17:13.08 ID:WgdoOi2Io

漫「(実際…ここ最近は二人の話題が多いし…)」

勿論、それは京太郎君自身は意識してへんものなんやろう。
だけど、そのメールを一日の間に何度も読み返し、寝る前に録音した京太郎君の声を聞いているうちにはよぉ分かる。
京太郎君は少しずつ…でも、確実に原村さんと神代さんとの話題が増えていっとるんや。
二人が何をした、どうなった…そんな風な言葉が増えるのは、間違いなく京太郎君が二人を意識しとるからやろう。

漫「(前は…宮永咲の事が一番、多かったのに…)」

しかし、今やその関係は完全に逆転している。
今の彼にとって、不安で中々、目を離せないと称した宮永咲よりも二人の事が気になっているんやろう。
そして…それが今のうちにはかなり…心にクる。
一人だけ大阪という離れた土地に居て、置いてけぼりを喰らっているうちにとって、着実に距離を縮めているだろう三人の姿は胸が痛むものやった。

漫「(うちだって…能力の影響を受けとるのに…)」

勿論、それは距離や生活の問題もあって、仕方のない事やと分かっとる。
だけど、一人だけ蚊帳の外に置かれとるという疎外感は…やっぱりどうしても胸へと突き刺さるんや。
そして…そこから湧き上がる何とも自分勝手な不公平感。
自分から志願して能力の実験台になったうちだけ、どうして仲間はずれにするんやって。
うちだって副作用で…京太郎君に会いたくて仕方ないのに…どうして一人ぼっちにするんやって。
二人とだけ毎日会って…優しい言葉を向けるなんてズルいって。
仕方ないって分かっているのに、そんな感情が溢れて…どうしても止まらへんかった。


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