過去ログ - 【R18】京太郎「おもち少女から和了ると発情させる能力かぁ」霞「その8かしら」
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◆phFWXDIq6U
[sage saga]
2013/08/14(水) 01:34:05.37 ID:SezU/tkCo
「では…この鹿児島にその須賀神社がない理由は分かるか?」
京太郎「…分かりません」
「ふん…」
京太郎「(分っかる訳ねえだろおおおおお!?)」
俺はそもそも神道に詳しい訳でも、鹿児島を地元としている訳でもないのだ。
一応、小蒔と付き合うようになってからは神道系の知識を仕入れるようにしているけれど、それだって完璧じゃない。
そんな人間がバリバリ専門知識必要そうな問いに答えられるはずがないだろう。
それなのにそうやって人を小馬鹿にした様子を見せるこの人の性格は絶対に悪い。
こんな人の遺伝子がほんの少しでも小蒔に入っているだなんて信じられないくらいだ。
「ここは天孫様の降り立った地…つまり、スサノオの家系が追いやられ、駆逐された場所だからだ」
そう思う俺の前でポツリと語り出すその言葉に、俺は天孫降臨の話を思い出す
当時、この国を治めていた須佐之男の息子 ―― 大国主は、国を譲る事に同意したが、その子たちが許さなかった。
結果、高天原から降りてきた戦神がその子らを追い詰め、強引に同意させた訳である。
まるでヤのつく自営業な人々が好みそうな手段だが、まぁ、何はともあれ、こうしてこの地は平定され、この鹿児島に天孫様が降り立った。
そんな神話の世界の話をどう解釈するかによるが、ある意味では侵略者である神様の降り立った地に、旧支配者を祀る神社は建てづらいだろう。
「しかし…かつてはほんの小さなものだが…この地にも須賀神社と呼ばれるものは存在した」
京太郎「えっ…?」
だが、そんな俺の考えを裏切るような言葉が彼の口から漏れる。
それに驚きながら意識をそちらへと向ければ、さっきと同じ鋼のような硬い表情だけがそこにあった。
いや…そこに微かには確かにはっきりと、だが、何処か遠い敵意が浮かんでいる辺り、同じとは言えないかもしれない。
まるで目の前の俺ではなく渦中の神社へと敵意を向けるようなそれに俺は小さな違和感を覚えた。
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