過去ログ - 【R18】京太郎「おもち少女から和了ると発情させる能力かぁ」霞「その8かしら」
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729: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/08/14(水) 01:40:38.35 ID:SezU/tkCo

「だからこそ、だ。お前たちの間に子どもが出来れば、大国主を降ろす事も不可能ではないと思った」
京太郎「…え?」

ポツリと口にする彼の言葉に、俺は理解が追いつかない。
元々、混乱が収まっていない上に、俺にはオカルトの知識なんてまったくないのだから。
ついさっき自分が小蒔とそう変わらぬ立場にあった事を知ったばかりの俺にその言葉が理解出来るはずがない。
そもそも『加護』という言葉が指すのが一体、何なのかさえ分からないのだから。

「小蒔は『神代の巫女』としてほぼ完成された器だ。アレほどの力を持つ巫女は神代の歴史の中でもいない。ならば、その先を目指すのが当然だろう?」
京太郎「…っ!ふざけんな!!」

しかし、それでも彼が小蒔をモノのように考えているのははっきりと分かった。
娘としてではなく、神様を降ろす器程度にしか思っていないそれに思わず声を荒立ててしまう。
恐らくこの人は…いや、コイツはろくに愛情も注いでいないどころか、小蒔を商品程度にしか思っていない。
だからこそ…そんな風に品種改良するかのようなその言い方が出来るんだろう。

京太郎「小蒔を…小蒔をなんだと思ってるんだ!!」

小蒔は…それでも期待しているのだ。
コイツに父親らしく接して貰う事を…内心、望んでいるのである。
だが、コイツはそんな小蒔を遠ざけるどころか…道具程度にしか思っていない。
そう思ったら…頭の中でブツリと何かが切れて我慢出来なくなってしまう。
俺の事をなんと言われても構わないが、小蒔を蔑ろにするような言葉は看過出来なかったのだ。


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