過去ログ - 【R18】京太郎「おもち少女から和了ると発情させる能力かぁ」霞「その8かしら」
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743: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/08/14(水) 01:49:15.82 ID:SezU/tkCo

京太郎「んで…何処に行けば良いんだ?危なっかしいから運んでやるよ」
「……アッチだ」

そう言って小蒔が指さしたのは俺達が最初に通された客間だった。
どうやら知らないうちに目的地近くまでやってきていたらしい。
それに一つ安堵しながら、俺はスルスルと足を進めていく。
その際、廊下がギシリと歪むのはその辺り一体で小蒔が大暴れした所為だろうか。
気のせいか壁に焼け焦げまで見え、大穴が空いたその光景は、一瞬、廃墟か何かに迷い込んだと思うくらいである。

京太郎「(実際、人の気配はまったくしないからな)」

さっきから俺たちの周囲は無音で、人っ子一人近づく様子がない。
これだけ大きなお屋敷でのそれは正直、不気味もいいところだろう。
一体、コイツが何をやったのかは分からないが、出来るだけ皆が無事であれば良い。
そう思いながら、俺が開きっぱなしの襖戸をくぐれば、そこにはもう畳みやちゃぶ台が滅茶苦茶になった客間が見えた。
まるで部屋の中で台風でも起こったかのようなそれはきっともとに戻すのにかなりの手間が掛かってしまう事だろう。

「…シめろ」
京太郎「はいはい」

そんな俺の感傷なんてお構いなしに告げられる言葉に従順に頷いた。。
こうして俺の中に抱かれているのは相変わらず可愛くて堪らない小蒔の身体ではあるが、その中身はまったく違うのだ。
これまで見てきた屋敷の惨状をたった一人で創りだしたであろう相手に抵抗なんてしても無意味である。
そう思いながらそっと襖戸を締めた俺は、次を伺うように相手の顔に視線を送った。



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