過去ログ - マミさんがうんこソムリエになるまで
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2013/08/08(木) 23:01:21.35 ID:DKpT5VEM0
 
 マミ「あなたは糞便を食したことがあるかしら」 
  
 マミ「ええ、糞便よ。わかりやすく言うならうんちよね」 
  
 マミ「……まあ普通はないわよね、食べたコトなんて」 
  
 マミ「私はあるわ。最低の味だった」 
  
 マミ「思い出すだけでも吐き気を催す屈辱の中、私はアレを食べさせられたの」
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2013/08/08(木) 23:01:57.16 ID:DKpT5VEM0
  
 マミ「知ってるかしら、大便って死ぬほど苦いのよ」 
  
 マミ「聞いた話だと、体内で分泌される胆汁が酷く苦くしているのだそうね」 
  
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2013/08/08(木) 23:02:32.29 ID:DKpT5VEM0
  
 マミ「あれは私が中学二年生になった頃……」 
  
 マミ「魔女の結界に踏み込んだときのことだった」 
  
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2013/08/08(木) 23:03:07.65 ID:DKpT5VEM0
  
 マミ「清掃の行き届いていない公衆トイレの匂いってわかるわよね?」 
  
 マミ「アンモニア臭が鼻をつくあの感じ……」 
  
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2013/08/08(木) 23:03:37.40 ID:DKpT5VEM0
  
 マミ「でも、それでも、私は自分を奮い立たせて魔女の結界を進んだの」 
  
 マミ「私がやらなきゃ、誰かが犠牲なるかもしれない……」 
  
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2013/08/08(木) 23:04:13.97 ID:DKpT5VEM0
  
 マミ「魔女と遭遇して、私は交戦した」 
  
 マミ「でもいつものような動きは全然出来なくて……まったく上手く戦えなかったわ」 
  
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2013/08/08(木) 23:04:53.22 ID:DKpT5VEM0
  
 マミ「そしてそれが命取りになったの」 
  
 マミ「魔女は大腸みたいな触手で、動きの鈍い私を拘束して」 
  
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2013/08/08(木) 23:15:14.70 ID:RwSCE85n0
 正直興奮してる 
 応援するしかない 
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2013/08/08(木) 23:16:26.23 ID:k0zspyDco
 どうやら魔女の結界の中に迷い込んでしまったようだ 
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2013/08/08(木) 23:18:43.89 ID:c4eZbrVH0
 何でこんなので勃起してんだろう 
 今の俺には魔女の口づけがついてんだろうな 
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2013/08/08(木) 23:31:30.38 ID:DKpT5VEM0
  
 マミ「そしてアイツは……あの魔女は触手を器用に操って、私の前にアレを差し出してきたの」 
  
 マミ「触手にたっぷり盛り付けられた……人糞をね」 
  
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2013/08/08(木) 23:32:40.64 ID:DKpT5VEM0
  
 マミ「冷静な判断なんて無理」 
  
 マミ「絶望的な状況から逆転するのなんて無理」 
  
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2013/08/08(木) 23:33:11.68 ID:DKpT5VEM0
  
 マミ「……全部、無駄だった」 
  
 マミ「私の口の中に人糞が運ばれて」 
  
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2013/08/08(木) 23:37:00.21 ID:DKpT5VEM0
  
 マミ「口に運ばれたそれを、私は飲み込むしかなかった」 
  
 マミ「どんなに嫌でも、どんなに屈辱であっても」 
  
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2013/08/08(木) 23:37:45.36 ID:DKpT5VEM0
  
 マミ「……その後、何がどうなったのかは良く覚えていないわ」 
  
 マミ「気がつけば私は、糞まみれで路地裏に倒れていた」 
  
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2013/08/08(木) 23:38:17.60 ID:DKpT5VEM0
  
 マミ「何度吐いても、吐いても、吐いても。あの味は舌にこびりついて離れなかった」 
  
 マミ「呼吸をするだけであの匂いが私の精神を犯した」 
  
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2013/08/08(木) 23:39:05.85 ID:DKpT5VEM0
  
 マミ「なんとか落ち着いた私は、魔法で最低限の身なりを整えた」 
  
 マミ「リボンを使って服を作り上げ、身体を拭いた」 
  
18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/08(木) 23:40:49.92 ID:RwSCE85n0
 興奮しちゃう…ヤバイヤバイ 
19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/08(木) 23:50:12.16 ID:iaR02CqOo
 SAN値直葬です 
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/08(木) 23:51:18.74 ID:DKpT5VEM0
  
 マミ「それから数日間は、何も喉を通らなかった」 
  
 マミ「それがなんであれ、咀嚼するという行為が忌まわしい記憶を呼び起こしたから」 
  
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2013/08/08(木) 23:51:58.79 ID:DKpT5VEM0
  
 マミ「でも、結局生きている以上お腹は空くもので」 
  
 マミ「ようやく何か食べたいという気持ちになることが出来たとき」 
  
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