23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/09(金) 03:17:30.03 ID:BoOhVN19O
エレンの野郎、髭を伸ばしたのか。色気づきやがって。
見た目は近所のよく構ってくれる気のいい兄ちゃんって感じだな。
しかし今やこいつは二児の父で仕事人だ。それなりに苦労しているのだろう。
時折何かに心底疲れたとでも言いたげな表情が垣間見えたりする。
大人になったんだな。
だがこの席でまで素面ってのはいただけねぇ。
「エレン!飲んでるか!」
声を張り上げる。
「おばちゃん!このパパと俺にウォッカのダブルを三杯ずつだ!」
エレンはあっけに取られた顔をしている。
俺はこの時点ですでにかなり酔っていた。
エレン「ジャン。気持ちはありがたいがな、明後日は議長との謁見があるんだ。それで明日の移動は長……」
すかさず言ってやる。
「早くからパパになって神経すり減らしながらお偉いさんと会うのか!死に急ぐ癖は治ってなさそうだな!いいぜ、嫌なら全部俺が飲むからよ!」
エレンが嫌った表情とエレンが嫌った口調を思い出す。
しかし我ながら安っぽい煽りだな。こんなので………
エレン「抜かしやがったな!ジャン!グラスをよこせ!乗ってやる!」
(しめた、食いついてきやがった!)
「いいか、エレン。コニーが三数える。三数えたら飲み干すんだ。二杯先に飲んだ方の勝ちだ。」
「いいか?」
エレン「いつでもいいぜ」
ミカサ「エレーン。手加減は無用。」
もはやへべれけになったミカサは抑止力としての機能を成してない。
「コニー!カウントだ!」
よしきた!
いくぞ!
いちぃ、にぃー、さん!
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