過去ログ - さやか「終曲!!バイオリン仮面!」
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66: ◆Q9mKomrfWbxO[saga]
2013/08/15(木) 10:51:23.48 ID:KTBf6gt50
未来恭介「元々僕が負っていた怪我も・・・魔法少女が魔女になる問題も・・・
20年後では救いがある未来になっている・・・」
未来恭介「その時ふと思ったんだ・・・もしかして・・・ありとあらゆる問題は・・・
時間さえかければ解決するのかなって・・・」
未来恭介「そう気付いたら・・・さやかを失った悲しみが少しずつ癒されていく自分がいたんだ・・・」
未来恭介「それが怖かった・・・さやかの事をいつか忘れてしまうのが怖かった・・・
たとえ悲しい思い出でも・・・忘れるなんて絶対嫌だって思った・・・」
未来恭介「だから・・・この時代にやってきたんだ・・・」
未来恭介「なにより怖いと感じたのは・・・もしかしたらあの時の僕は
さやかよりバイオリンを・・・左手を選んだクズ野郎だったんじゃ無いかって疑念だった・・・」
未来恭介「でも・・・自分に裏切られないで良かった・・・よく叫んだな・・・恭介・・・嬉しいよ・・」
恭介「恭介・・・」
未来恭介「だから勝手に身体が動いたんだ・・・もう怖いものは何も無いと感じたとき・・・
自然に身体が動いたんだ・・・」
未来恭介「恭介のために犠牲になろうとしたわけじゃない・・・この役割だけは・・・
絶対譲れないって思った・・・」
未来恭介「だって「左手なんかいらない、さやかを助けたい」・・・20年間・・・
僕がさやかに伝えたかった言葉そのものだったから・・・」
恭介「恭介・・・君は・・・君は・・・」
未来恭介「そんな悲しい目でみないでくれよ恭介・・・」
未来恭介「たとえこの時間でさやかを助けても・・・
自分がさやかと結ばれないとわかっていても・・・それでも助けたいと思ったから・・・」
未来恭介「自分自身の手で・・・さやかを救えたのが・・・嬉しいんだ・・・」
未来恭介「それにね・・・恭介・・・」
未来恭介「さやかを救う・・・それと同じくらいやりたかった事は・・・たとえ
右腕一本だけでも・・・叶う望みだから・・・!!」
恭介「!!」
バチィン!!
恭介「が・・・はぁっ・・・・!!」
さやか「恭介が・・・恭介を!?」
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