過去ログ - ハニー・ポッター「暴いてみせるわ、マルフォイの企み」
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◆GPcj7MxBSM
[saga]
2013/08/09(金) 17:25:20.49 ID:5+sJ2nQr0
ボブ・オグデンの記憶
ハニー「……仕事の記憶というから、てっきり魔法省の中の光景が広がるのかと思っていたわ」
ダンブルドア「混乱させてすまなんだ。これは、彼が仕事上訪問した場所での記憶でのう」
ハニー「その人とあなたは、仲良しだったの?」
ダンブルドア「いや、そうでもない。じゃが、亡くなる前に彼を探し出し、記憶を打ち明けることを説得する事は叶った。彼は勇敢な決断をした。おかげでわしと君は、こうして重要な記憶を拾えるのじゃ」
ハニー「……そう聞くと立派な人のように聞こえる、けれど」
オグデン『はぁ、はぁ、ふぅ……マグルの格好は動きにくいなぁ……!』
ハニー「……女性物のワンピース型の下着に燕尾服、それに下にはスパッツを履いてる人の評価だと思うと、なんだかチグハグね」
ダンブルドア「全く、今も昔もマグルの服装に関する理解に取り残された魔法使いは多くてのう。彼などまだマシな方じゃが」
ハニー「えぇ、少なくとも下着一枚ではないわ。それが尚更おかしいのだけれど……それじゃ、このあたりはマグルの村なの?」
ダンブルドア「そうじゃ。君も聞き覚えがあるじゃろう……あの分かれ道に立てられた木片を見てみなさい」
ハニー「……『リトル・ハングルトン まで 1.6キロ』それって、あの……ヴォルデモートの父親が住んでた!」
ダンブルドア「そう、その場所のすぐ近くなのじゃ。もっとも、今回の目的地はそこではないがのう」
ハニー「? あっ」
オグデン『このあたりかな? あぁ、ここだ。上手く隠しているものだ、流石……よ、っと』
ガサガサガサッ
ハニー「……あの人、道を外れて生垣の隙間の中に入っていったわ」
ダンブルドア「我々も追いかけることにしようかのう。もっとも、少し目を離そうがあの妙ちきりんな格好はすぐ目の留まることじゃが」
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