過去ログ - ハニー・ポッター「暴いてみせるわ、マルフォイの企み」
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40: ◆GPcj7MxBSM[saga]
2013/08/09(金) 23:48:46.69 ID:5+sJ2nQr0
校長室

ハニー「……あれから彼女、メローピーは本当に、無事だったのね?」

ダンブルドア「あぁ、ハニー。心配せんでよい。左様、モーフィンは本当に殺しはせなんだ。父親と共に抵抗したが取り押さえられ、あの小屋から連れ出されておる」

ハニー「……なるべく痛めつけてからにしてほしいわ」

ダンブルドア「間接とかかのう。そう、二人はその後ウィゼンガモット大法廷で有罪の判決を受けた。モーフィンの方は前科があったため、三年間のアズカバン送り。マールヴォロの方は役人に危害を加えたため、六ヶ月の収監じゃった」

ハニー「そう、それでも軽いわ、自分の娘に……待って。マールヴォロ?」

ダンブルドア「そうじゃ。うむ、君がきちんと話についてきてくれて嬉しい限りじゃよ、聡い子じゃ」

ハニー「……そうそうある名前とは、思えないけれど。もしかして、それは……ヴォルデモートの?」

ダンブルドア「祖父、そうじゃ。奴のミドルネームにもとられておるのう。彼らは、マールヴォロが大演説をしておったように、非常に古くから続く魔法使いの家系じゃった。あのゴーント家は」

ハニー「……真の純血、そう呼んでいたわね」

ダンブルドア「徹底したものじゃ。いとこ同士が結婚をする習慣を続けた結果、何世紀にもわたって情緒不安定と暴力の血筋として知られておった。マールヴォロの数世代前には財産も浪費しつくし、あのような掘っ立て小屋の惨めな生活を送らざるを得なかったのじゃ」

ハニー「……怒りっぽさと、それに、無駄な誇りと異常な傲慢さはそのままに」

ダンブルドア「変わろうと思うてものう、彼らには自己を正当化するだけの物、己を律する、あるいは歪めるかくたるものが二つも存在しておった。先祖代々の家宝が。マールヴォロはそれを息子と同じくらい、そして娘よりずっと大切にして、持っておったのじゃ」

ハニー「あの、ロケットは……サラザールの!!」

ダンブルドア「そうじゃのう、ハニー」

ハニー「あんな人たちに……サラザールの気持ち一つ、子孫のくせに分かっていない人が持っているだなんて!我慢がならないわ!今、あれはどこにあるの!?取り返してあげる!」

ダンブルドア「は、話が早いのは助かるがのう、急ぎすぎじゃハニー。落ち着いておくれ。ほれ、ひっひ、ふーじゃよ?」


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