過去ログ - ハニー・ポッター「暴いてみせるわ、マルフォイの企み」
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47: ◆GPcj7MxBSM[saga]
2013/08/10(土) 00:03:19.57 ID:CNs62bAr0
ハニー「……とりあえず、あの家族の話に戻してあげる。それじゃ、メローピーは……ヴォルデモートの母親、ってこと?」

ダンブルドア「いかにも。驚いたかね、あのような人ならざる姿になった者にも、普通の母親がいたことに」

ハニー「……えぇ、そうね。不思議な感覚だわ……ずっと前に、あいつの記憶から聞いてはいたけれど。目の当たりにすると……」

ダンブルドア「そして、我々は偶然にもヴォルデモートの父親の声まで聞いたのじゃ。果たして気づいたかの?」

ハニー「……メローピーが気にしてた、モーフィンが襲ったと言ってた、あの人!?あのとき馬で通りすがった声の……それが、トム・リドル!?」

ダンブルドア「そうじゃ。彼が近所のリトル・ハングルトンという村に住んでおったのは、君も気づいたとおりじゃろうて」

ハニー「それじゃ、二人は……メローピーは、あんな状況から。結婚、したの?信じられないわ、あの家族をあんなにも見下していたのにそんな、魔法のような……あっ」

ダンブルドア「そう、気づいたようじゃの。メローピーは魔女じゃ。それも、長年父と兄によって抑え付けられていた魔力を十分に生かしきる事のできぬ生活から、初めて解放された」

ハニー「……スクイブ呼ばわりされていたわね」

ダンブルドア「その時から、メローピーの魔女の能力が完全に解き放たれたのじゃろうとわしは推測する。そして、十八年間の絶望的な生活から逃れる手はずを整えることにしたのじゃろう、と。幸い、何が必要かは書物だけは揃っておったようじゃ」

ハニー「逃げる、ために……何をしたの?」

ダンブルドア「さぁ、考えてみんといかんのう。マグルの女性のことを忘れさせ、代わりに自分と恋に陥るようにするためには。メローピーは何を使うと思うね?」

ハニー「……『服従の呪文』、は、いくら魔法がつかえだしたからと言っていきなりすぎるわ。それじゃ……『愛の妙薬』、とか?」

ダンブルドア「そう、そうじゃ。わしもそう考えておる。君があの素晴らしい病院の匂いと感じる件の……」

ハニー「実際に病院に送って、存分に嗅がせてあげてもいいのよ」


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