過去ログ - 五十嵐響子「雨風がひどい日」
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32: ◆yIMyWm13ls[saga]
2013/08/10(土) 12:57:38.84 ID:M53auyXC0
「…明日は晴れるといいな」

「そうですね、でもちょっとくらい暑くても我慢してみせます!」

「…それではおやすみなさい!」

私はぎゅっと目をつむり、鼻の高さまで毛布を持ち上げて座ったままのプロデューサーに背を預けます。

「…結局この体勢のままか……」

きっとこの雨風は私が目を覚ますと去っているんだと思います。

そして、プロデューサーは意地らしいほどアスファルトを照らす太陽を見て出掛けるのを渋って……。

そんなプロデューサーを引っ張って外に連れ出すのは私。

誕生日の前日、雨風のひどい日は私にかけがえのない時間をくれました。


END


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